平成21年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問9
【問題9】
システム監査に関する記述のうち,適切なものはどれか。
公認会計士が任意の業務としてシステム監査を実施する場合がある。
システム監査人は,公認会計士が兼務することが望ましい。
システム監査は,公認会計士による監査の一環として必ず実施されるものである。
システム監査は内部監査であるので,公認会計士が実施することはない。
【解説】
ア: 公認会計士が任意の業務としてシステム監査を実施する場合がある。
正しい。公認会計士は財務監査の一環として IT システムに関連する監査を行うことがありますが,これは任意の業務として実施される場合があります。
イ: システム監査人は,公認会計士が兼務することが望ましい。
誤り。システム監査人は必ずしも公認会計士である必要はなく,IT の専門知識を持つ監査人が適任です。
ウ: システム監査は,公認会計士による監査の一環として必ず実施されるものである。
誤り。システム監査は独立した監査の一つであり,財務監査の一環として必ず実施されるものではありません。
エ: システム監査は内部監査であるので,公認会計士が実施することはない。
誤り。システム監査は内部監査に限らず,外部監査として公認会計士が関与する場合もあります。
【答え】
ア: 公認会計士が任意の業務としてシステム監査を実施する場合がある。
出典:平成21年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問9