平成22年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問21
【問題21】
関係XとYを結合した後、関係Zを得る関係代数演算はどれか。
【解説】
関係Xには「学部コード」があり、関係Yには「学部コード」と「学部名」があります。
関係Zは、関係Xと関係Yを **学部コードで結合** し、さらに **学部名が「情報学部」のみを抽出** した結果となっています。
関係代数演算の流れ:
- 結合(JOIN) – 関係Xと関係Yを「学部コード」で結合し、学部名を取得する。
- 選択(σ) – 得られた関係から、学部名が「情報学部」のデータのみを選択する。
- 射影(π) – 関係Zの形式に合わせて「学部名」「学生番号」「氏名」のみを射影する。
関係XとYを結合した後、学部名が「情報学部」であるデータを選択し、必要な属性(学部名・学生番号・氏名)を射影する操作に該当するため、アが正しいです。
出典:平成22年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問21