平成24年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問8
【問題8】
システム監査の予備調査の段階で行う作業はどれか。
【解説】
ア: 監査計画書の作成
誤り。監査計画書の作成は、予備調査後の本調査の段階で行われる作業です。予備調査の結果をもとに、監査範囲や方法を具体化していきます。
イ: 監査証拠の評価
誤り。監査証拠の評価は、本調査で収集された証拠を分析・検証する作業であり、予備調査の段階では行いません。
ウ: 監査対象の実態把握
正しい。予備調査では、監査対象となるシステムや業務の実態を把握し、監査計画を立てるための情報収集を行います。この情報をもとに、監査の重点項目や手法を決定します。
エ: 監査目的の設定
誤り。監査目的は監査計画の初期段階で決定されるものであり、予備調査よりも前の準備段階で行われる作業です。
出典:平成24年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問8