平成25年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問19
【問題19】
関係XとYを結合した後、関係Zを得る関係代数演算はどれか。
【解説】
関係Xには「学部コード」があり、関係Yには「学部コード」と「学部名」があります。
関係Zは、関係Xと関係Yを 学部コードで結合 し、さらに 学部名が「情報学部」のみを抽出 した結果となっています。
関係代数演算の流れ
- 結合(JOIN)
関係Xと関係Yを「学部コード」で結合し、学部名を取得する。
- 選択(σ)
得られた関係から、学部名が「情報学部」のデータのみを選択する。
- 射影(π)
関係Zの形式に合わせて「学部名」「学生番号」「氏名」のみを射影する。
関係XとYを結合した後、学部名が「情報学部」であるデータを選択し、必要な属性(学部名・学生番号・氏名)を射影する操作に該当するため、アが正しいです。
出典:平成25年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問19