平成25年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問20
【問題20】
ダイナミックDNS(DNS UPDATE)の説明として,適切なものはどれか。
PCのIPアドレスが変わっても,そのPCには同じホスト名でアクセスできる。
PCのホスト名が変わっても,そのPCには同じIPアドレスでアクセスできる。
ネットワークに接続されたPCの起動時に自動的にIPアドレスを割り当てる。
ネットワークに接続されたPCの起動時に自動的にホスト名を割り当てる。
【解説】
ア: PCのIPアドレスが変わっても,そのPCには同じホスト名でアクセスできる。
正しい。ダイナミックDNS(Dynamic DNS, DDNS)は,PCやルーターのIPアドレスが変更された際にDNSサーバーを自動的に更新し,常に同じホスト名でアクセスできるようにする仕組みです。
イ: PCのホスト名が変わっても,そのPCには同じIPアドレスでアクセスできる。
誤り。ホスト名の変更はダイナミックDNSの主な機能ではなく,IPアドレスの変更に対応する仕組みとは異なります。
ウ: ネットワークに接続されたPCの起動時に自動的にIPアドレスを割り当てる。
誤り。これはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)の機能であり,ダイナミックDNSの説明ではありません。
エ: ネットワークに接続されたPCの起動時に自動的にホスト名を割り当てる。
誤り。ホスト名の割り当ては通常,ネットワーク管理者が設定するものであり,ダイナミックDNSの機能ではありません。
【答え】
ア: PCのIPアドレスが変わっても,そのPCには同じホスト名でアクセスできる。
出典:平成25年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問20