平成25年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問21
【問題21】
ブルートフォース攻撃に該当するものはどれか。
可能性のある文字のあらゆる組合せのパスワードでログインを試みる。
コンピュータへのキー入力を全て記録して外部に送信する。
盗聴者が正当な利用者のログインシーケンスをそのまま記録してサーバに送信する。
ブラウザとWebサーバの間の通信で,認証が成功してセッションが開始されているときに,Cookieなどのセッション情報を盗む。
【解説】
ア: 可能性のある文字のあらゆる組合せのパスワードでログインを試みる。
正しい。ブルートフォース攻撃(Brute Force Attack)は、総当たり攻撃とも呼ばれ、考えられるすべてのパスワードの組み合わせを試すことで認証を突破しようとする攻撃手法です。
イ: コンピュータへのキー入力を全て記録して外部に送信する。
誤り。これはキーロガー(Keylogger)と呼ばれる攻撃手法で、ブルートフォース攻撃とは異なります。
ウ: 盗聴者が正当な利用者のログインシーケンスをそのまま記録してサーバに送信する。
誤り。これはリプレイ攻撃(Replay Attack)と呼ばれる攻撃手法であり、ブルートフォース攻撃ではありません。
エ: ブラウザとWebサーバの間の通信で,認証が成功してセッションが開始されているときに,Cookieなどのセッション情報を盗む。
誤り。これはセッションハイジャック(Session Hijacking)と呼ばれる攻撃手法で、ブルートフォース攻撃とは異なります。
【答え】
ア: 可能性のある文字のあらゆる組合せのパスワードでログインを試みる。
出典:平成25年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問21