平成26年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問7
【問題7】
監査調書に関する記述のうち,適切なものはどれか。
実施した監査手続を記載し,証拠資料は写しでなく原資料を添付して保管する。
被監査部門から入手した証拠資料の写しに被監査部門の承認印を受ける。
必要に応じて被監査部門から入手した証拠資料を添付して保管する。
【解説】
ア: 記載事項について被監査部門の承認を受ける。
誤り。監査調書は監査人が作成するものであり,被監査部門の承認を受ける必要はありません。
イ: 実施した監査手続を記載し,証拠資料は写しでなく原資料を添付して保管する。
誤り。証拠資料は原本を保持する必要はなく,写しを保管することが一般的です。原本を必要とする場合には適切な管理が求められます。
ウ: 被監査部門から入手した証拠資料の写しに被監査部門の承認印を受ける。
誤り。証拠資料の真正性を確認することは重要ですが,必ずしも被監査部門の承認印を受ける必要はありません。
エ: 必要に応じて被監査部門から入手した証拠資料を添付して保管する。
正しい。監査の証拠として,必要な資料を適切に管理・保管することが求められます。
【答え】
エ: 必要に応じて被監査部門から入手した証拠資料を添付して保管する。
出典:平成26年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問7