平成27年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問16
【問題16】
合格となるべきロットが,抜取検査で誤って不合格となる確率のことを何というか。
【解説】
ア: 合格品質水準
誤り。合格品質水準(AQL: Acceptable Quality Level)は,合格と判断される最大許容可能な不良率を指すものであり,誤判定の確率とは関係がありません。
イ: 消費者危険
誤り。消費者危険は,不合格となるべきロットが誤って合格と判定される確率のことを指します。
ウ: 生産者危険
正しい。生産者危険とは,実際には合格となるべきロットが,抜取検査で誤って不合格と判定される確率のことを指します。
エ: 有意水準
誤り。有意水準は統計学において仮説検定の基準となる値であり,品質検査の誤判定確率の名称としては適切ではありません。
出典:平成27年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問16