平成27年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問19
【問題19】
共通鍵暗号方式において、100 人の送受信者のそれぞれが、相互に暗号化通信を行うときに必要な共通鍵の総数は幾つか。
【解説】
ア: 200
誤り。共通鍵暗号方式では、通信する2者間で1つの鍵が必要です。100人が相互に通信する場合には、200鍵では不足します。
イ: 4,950
正しい。100人の送受信者が相互に通信する場合、各2者間で1つの鍵が必要となり、鍵の総数は100C2 = (100 × 99) ÷ 2 = 4,950となります。
ウ: 9,900
誤り。9,900という数字は間違っており、計算式に基づく正しい数ではありません。
エ: 10,000
誤り。10,000は誤った計算結果であり、100人の間で必要な鍵の数は4,950です。
出典:平成27年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問19