平成28年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問18
【問題18】
ネットワークの経路制御プロトコルのうち,IPv6ネットワークに使用され,距離ベクトル方式を用いているものはどれか。
【解説】
ア: BGP-4
誤り。BGP-4(Border Gateway Protocol)はパスベクタ型のルーティングプロトコルであり、距離ベクトル方式ではありません。
イ: OSPFv3
誤り。OSPFv3(Open Shortest Path First version 3)はIPv6対応のリンクステート型ルーティングプロトコルであり、距離ベクトル方式ではありません。
ウ: RIP-2
誤り。RIP-2(Routing Information Protocol v2)は距離ベクトル方式ですが、IPv4用のプロトコルであり、IPv6には対応していません。
エ: RIPng
正しい。RIPng(RIP next generation)は、RIPのIPv6対応版であり、距離ベクトル方式を用いたルーティングプロトコルです。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問18