平成29年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問7
【問題7】
システム監査における監査証跡はどれか。
監査業務の全過程において,監査人が収集及び作成した資料
監査対象システムの入力から出力に至る過程を追跡できる一連の仕組みと記録
監査人が監査証拠を入手するために実施する監査技術の組合せ
監査人が監査手続を実施して収集した資料を監査人の判断に基づいて評価した結果
【解説】
ア: 監査業務の全過程において,監査人が収集及び作成した資料
誤り。これは監査証拠の説明であり,監査証跡とは異なります。
イ: 監査対象システムの入力から出力に至る過程を追跡できる一連の仕組みと記録
正しい。監査証跡(Audit Trail)は,システムにおいて取引やデータ処理の履歴を追跡できるようにするための仕組みや記録を指します。
ウ: 監査人が監査証拠を入手するために実施する監査技術の組合せ
誤り。これは監査技法の説明です。
エ: 監査人が監査手続を実施して収集した資料を監査人の判断に基づいて評価した結果
誤り。これは監査意見や監査結果に関する記述です。
【答え】
イ: 監査対象システムの入力から出力に至る過程を追跡できる一連の仕組みと記録
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問7