平成30年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問1
【問題1】
インプットコントロールの監査において、エディットバリデーションチェックが正しく機能しているかどうかを検証する方法として、適切なものはどれか。
許可された担当者以外はログインできないことを試行する。
入力対象データの件数とプールリスト上の合計件数を照合する。
【解説】
ア: 許可された担当者以外はログインできないことを試行する。
誤り。これはアクセス制御(認証)の確認であり、エディットバリデーションの検証ではありません。
イ: 実際に例外データや異常データの入力を行う。
正しい。エディットバリデーションチェックでは、不正な形式や値のデータ入力を行い、拒否されるか確認するのが有効です。
ウ: 入力原票の承認印を確認する。
誤り。これは業務手続きの承認の確認であり、エディットチェックとは別の統制です。
エ: 入力対象データの件数とプールリスト上の合計件数を照合する。
誤り。これは入力件数の整合性チェックであり、エディットバリデーションの確認方法とは異なります。
【答え】
イ: 実際に例外データや異常データの入力を行う。
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問1