平成31年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問9
【問題9】
システム監査基準(平成30年)の説明はどれか。
システム監査の効率的・効果的遂行を可能にする監査上の判断尺度である。
システムの品質を確保するための管理指針である。
【解説】
ア: 監査ポイントを網羅したチェックリストである。
誤り。システム監査基準は監査活動の基本的枠組みを示すものであり、単なるチェックリストではありません。
イ: システム監査人の行為規範である。
正しい。システム監査基準では、監査人が守るべき原則や行動規範が示されており、公正性・独立性を担保するための指針として機能します。
ウ: システム監査の効率的・効果的遂行を可能にする監査上の判断尺度である。
誤り。これはシステム管理基準や監査手続書の役割に近く、基準自体の定義とは異なります。
エ: システムの品質を確保するための管理指針である。
誤り。これは品質管理に関するガイドライン(例:品質マネジメントシステム)に関する記述であり、監査基準とは異なります。
出典:平成31年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問9