令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問4
【問題4】
システム監査において、ペネトレーションテストが最も適合するチェックポイントはどれか。
オフィスへの入退室に、不正防止及び機密保護の物理的な対策が講じられているか。
データ入力が漏れなく、重複なく正確に行われているか。
ネットワークの負荷状況の推移が記録、分析されているか。
ネットワークへのアクセスコントロールが有効に機能しているか。
【解説】
ア: オフィスへの入退室に、不正防止及び機密保護の物理的な対策が講じられているか。
誤り。これは物理的セキュリティの確認であり、ペネトレーションテストの対象ではありません。
イ: データ入力が漏れなく、重複なく正確に行われているか。
誤り。これはデータ入力の精度に関する監査であり、ペネトレーションテストとは異なります。
ウ: ネットワークの負荷状況の推移が記録、分析されているか。
誤り。これはネットワークのパフォーマンス監視の範囲であり、ペネトレーションテストには該当しません。
エ: ネットワークへのアクセスコントロールが有効に機能しているか。
正しい。ペネトレーションテストは、ネットワークやシステムに対する不正アクセスの脆弱性を評価するテストであり、このようなアクセスコントロールの有効性確認に適しています。
【答え】
エ: ネットワークへのアクセスコントロールが有効に機能しているか。
出典:令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問4