令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問6
【問題6】
システム監査基準(平成30年)における予備調査に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
監査対象業務の実態を把握するために行う調査である。
監査対象部門と監査計画を調整するために行う調査である。
十分かつ適切な監査証拠を入手するために行う調査である。
本調査を補完する目的で、本調査と並行して行う調査である。
【解説】
ア: 監査対象業務の実態を把握するために行う調査である。
正しい。予備調査は、監査対象の実態を把握し、リスクを評価し、適切な監査計画を立てるために実施される重要なステップです。
イ: 監査対象部門と監査計画を調整するために行う調査である。
誤り。調整自体は行うかもしれませんが、それは予備調査の本質的な目的ではありません。
ウ: 十分かつ適切な監査証拠を入手するために行う調査である。
誤り。監査証拠の収集は通常、本調査で実施されるものであり、予備調査ではありません。
エ: 本調査を補完する目的で、本調査と並行して行う調査である。
誤り。予備調査は本調査に先立って行われる準備的な作業であり、並行して実施するものではありません。
【答え】
ア: 監査対象業務の実態を把握するために行う調査である。
出典:令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問6