令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問16
【問題16】
恒常的に成果に結び付けることのできる個人の行動や思考特性を定義したものはどれか。
【解説】
ア: SL理論
誤り。SL理論(Situational Leadership Theory)は、部下の成熟度に応じてリーダーシップスタイルを変化させるべきであるという理論です。
イ: Y理論
誤り。Y理論は、人は自己実現のために自ら進んで働くという前提をもとにしたモチベーション理論で、個人の行動や特性の定義ではありません。
ウ: コンピテンシモデル
正しい。コンピテンシモデルは、職務上で優れた成果を出す人に共通する、行動特性や思考特性を明文化したものです。
エ: マズローの欲求段階説
誤り。これは人間の欲求を5段階に分類した理論であり、行動や思考の特性を定義するものではありません。
出典:令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問16