令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問7
【問題7】
財務報告に関連する業務についてクラウドサービスを委託している場合,日本公認会計士協会の監査・保証実務委員会保証業務実務指針3402
“受託業務に係る内部統制の保証報告書に関する実務指針(2019年)" に基づいて作成される文書と作成者の適切な組合せはどれか。
ここで,受託業務の一部については再委託が行われており,除外方式を採用しているものとする。
【解説】
ウ: 受託会社監査人 | 受託会社 | 受託会社。
正しい。保証業務実務指針3402においては、以下の役割分担が規定されています:
- 保証報告書:受託会社監査人が作成
- システムに関する記述書:受託会社が作成
- 受託会社確認書:受託会社が作成
再委託部分が除外方式で処理されている場合、再受託会社に関する統制情報は保証報告書に含まれず、受託会社が責任を持つ構成となります。
【答え】
ウ: 受託会社監査人 | 受託会社 | 受託会社
出典:令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問7