令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問18
【問題18】
“サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)”の説明はどれか。
暗号技術の調査を行い,電子政府における調達のために参照すべき暗号のリストを公表するためのプロジェクト
検知したサイバー攻撃の情報を公的機関に集約し,高度なサイバー攻撃対策につなげていく取組
制御システムにおけるセキュリティマネジメントシステムの認証制度
脆弱性関連情報の発見から公表に至るまでの対処プロセス
【解説】
ア: 暗号技術の調査を行い,電子政府における調達のために参照すべき暗号のリストを公表するためのプロジェクト
誤り。これはJ-CSIPではなく、電子政府の暗号利用に関する取り組みです。
イ: 検知したサイバー攻撃の情報を公的機関に集約し,高度なサイバー攻撃対策につなげていく取組
正しい。J-CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)は、サイバー攻撃の情報を共有し、対応力の強化を図るための官民連携の取り組みです。
ウ: 制御システムにおけるセキュリティマネジメントシステムの認証制度
誤り。これは制御システムに特化した認証制度であり、J-CSIPとは無関係です。
エ: 脆弱性関連情報の発見から公表に至るまでの対処プロセス
誤り。これは脆弱性ハンドリングに関する取り組みで、J-CSIPの内容ではありません。
【答え】
イ: 検知したサイバー攻撃の情報を公的機関に集約し,高度なサイバー攻撃対策につなげていく取組
出典:令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問18