平成31年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問17
【問題17】
次の表において,“在庫” 表の製品番号に参照制約が定義されているとき,その参照制約によって拒否される可能性がある操作はどれか。ここで,実線の下線は主キーを,破線の下線は外部キーを表す。
【解説】
ア: “在庫” 表の行削除
誤り。在庫表からの削除は参照元データの削除であり、外部キー制約の違反にはなりません。
イ: “在庫” 表の表削除
誤り。表全体の削除は制約の範囲外であり、参照整合性には直接関係しません。
ウ: “在庫” 表への行追加
正しい。在庫表の製品番号は製品表の製品番号を参照する外部キーであるため、製品表に存在しない製品番号を追加しようとすると制約違反となり拒否されます。
エ: “製品” 表への行追加
誤り。製品表への追加は外部キーの整合性とは無関係です。
出典:平成31年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問17