平成30年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問23
【問題23】
共通フレーム 2013 におけるシステム開発プロセスのアクティビティであるシステム適格性確認テストの説明として、最も適切なものはどれか。
システムが運用環境に適合し、利用者の用途を満足しているかどうかを、実運用環境又は擬似運用環境において評価する。
システムが業務運用時に使いやすいかどうかを定期的に評価する。
システムの投資効果及び業務効果の実績を評価する。
システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
【解説】
ア: システムが運用環境に適合し、利用者の用途を満足しているかどうかを、実運用環境又は擬似運用環境において評価する。
誤り。これは「運用テスト」の説明です。
イ: システムが業務運用時に使いやすいかどうかを定期的に評価する。
誤り。これは「ユーザビリティ評価」の説明です。
ウ: システムの投資効果及び業務効果の実績を評価する。
誤り。これは「費用対効果(ROI)評価」の説明です。
エ: システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
正しい。システム適格性確認テストは、実装が要件通りであるかを検証し、納入判断のために行う重要なテストです。
【答え】
エ: システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問23