令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問13
【問題13】
著作権法及び関連法令によれば,職務著作の要件のうち,プログラムの著作物の場合は満たす必要がなく,プログラム以外の著作物の場合は満たす必要があるものはどれか。
法人等が自己の著作の名義の下に公表していること
【解説】
ア: 著作権が作成者に帰属するとの取決めがないこと
誤り。これは職務著作における前提条件ではなく、個別契約で取り決めることが可能です。
イ: 法人等が自己の著作の名義の下に公表していること
正しい。この条件は、プログラム以外の職務著作には必要ですが、プログラムについては不要とされています。
ウ: 法人等の業務に従事する者が作成していること
誤り。これはプログラム・非プログラム問わず、職務著作の共通要件です。
エ: 法人等の発意に基づいていること
誤り。これも共通の条件であり、プログラムに特有の違いではありません。
【答え】
イ: 法人等が自己の著作の名義の下に公表していること
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問13