平成26年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問2
【問題2】
“システム管理基準"で定めている,運用業務におけるソフトウェア管理に該当するものはどれか。
プログラムからの出力情報の利用状況を記録し,定期的に分析する。
プログラムで用いるデータファイルへのアクセスをコントロールする。
プログラムの違法コピーが発生しないよう教育する。
【解説】
ア: プログラムからの出力情報の利用状況を記録し,定期的に分析する。
誤り。これはシステムの運用監視や情報管理に関する活動であり,ソフトウェア管理の範囲とは異なります。
イ: プログラムで用いるデータファイルへのアクセスをコントロールする。
誤り。データファイルへのアクセス管理は情報セキュリティ管理に関わる要素であり,ソフトウェア管理というよりはアクセス制御の話に該当します。
ウ: プログラムの違法コピーが発生しないよう教育する。
正しい。システム管理基準では,ソフトウェアの適正な管理が求められており,違法コピー防止のための教育やライセンス管理は重要な要素となります。
エ: プログラムのテスト結果を記録,保管する。
誤り。これはソフトウェアの品質管理に関する活動であり,運用業務におけるソフトウェア管理とは異なります。
【答え】
ウ: プログラムの違法コピーが発生しないよう教育する。
出典:平成26年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問2