平成25年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問10
【問題10】
“ソフトウェア管理ガイドライン” への準拠性を確かめることを目的とした監査はどれか。
情報システムに対する自然災害,機器の障害,故意や過失などのリスクを未然に防止する対策事項の監査
情報システムの信頼性と安全性を確実に具体備する対策事項の監査
ソフトウェアの違法複製を防止・発見する対策事項の監査
ソフトウェアの脆弱性関連情報の取扱いに関する対策事項の監査
【解説】
ア: 情報システムに対する自然災害,機器の障害,故意や過失などのリスクを未然に防止する対策事項の監査
誤り。これは情報セキュリティ管理や事業継続管理(BCM)に関する内容であり、ソフトウェア管理ガイドラインの主目的とは異なります。
イ: 情報システムの信頼性と安全性を確実に具体備する対策事項の監査
誤り。信頼性や安全性の確保は情報システム全体の管理に関する内容であり、ソフトウェア管理ガイドラインの主要な目的とは異なります。
ウ: ソフトウェアの違法複製を防止・発見する対策事項の監査
正しい。ソフトウェア管理ガイドラインの目的の一つは、ソフトウェア資産の適切な管理を行い、違法コピーや無許可利用を防止することです。そのため、違法複製の防止や発見に関する監査が該当します。
エ: ソフトウェアの脆弱性関連情報の取扱いに関する対策事項の監査
誤り。これはセキュリティ管理の領域であり、ソフトウェア管理ガイドラインの直接的な目的とは異なります。
【答え】
ウ: ソフトウェアの違法複製を防止・発見する対策事項の監査
出典:平成25年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問10