平成24年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問22
【問題22】
UML 2.0 において、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
【解説】
ア: アクティビティ図
誤り。アクティビティ図は、プロセスやワークフローの流れを示すものであり、時間の経過に注目したオブジェクト間の相互作用を詳細に記述するものではありません。
イ: コミュニケーション図
誤り。コミュニケーション図は、オブジェクト間のメッセージのやり取りを重視したものであり、時間の経過に沿った順序はあまり重視されません。
ウ: シーケンス図
正しい。シーケンス図は、オブジェクト間のメッセージの送受信を時系列に沿って記述する図であり、オブジェクト間の相互作用を時間の流れに沿って表現するのに適しています。
エ: ユースケース図
誤り。ユースケース図は、システムと外部のアクター(ユーザーや他のシステム)との関係を示すものであり、オブジェクト間の相互作用の時間的な流れを記述するものではありません。
出典:平成24年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問22