平成21年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問2
【問題2】
データベースのインテグリティの維持に関する監査ポイントはどれか。
データベースのデータに不具合が発生した場合の障害回復手段が組み込まれているかどうか。
データ領域の使用中領域と拡張用領域のバランスが適切であるかどうか。
利用者の要求に応じたレスポンスタイムが確保できているかどうか。
【解説】
ア: データベースのデータに不具合が発生した場合の障害回復手段が組み込まれているかどうか。
正しい。データベースのインテグリティ(整合性)を維持するためには、障害が発生した際の復旧手段(バックアップ、ログ管理、リカバリ機能)が適切に組み込まれていることが重要です。
イ: データベースの利用効率が適切であるかどうか。
誤り。利用効率の監査はパフォーマンス管理の一環であり、データの整合性(インテグリティ)の維持とは直接関係がありません。
ウ: データ領域の使用中領域と拡張用領域のバランスが適切であるかどうか。
誤り。これはストレージ管理に関する指標であり、データのインテグリティを維持することとは異なります。
エ: 利用者の要求に応じたレスポンスタイムが確保できているかどうか。
誤り。これはシステムのパフォーマンス監視の観点であり、データのインテグリティの維持とは直接関係ありません。
【答え】
ア: データベースのデータに不具合が発生した場合の障害回復手段が組み込まれているかどうか。
出典:平成21年度 春期 システム監査技術者試験 午前II 問2